【放置厳禁】深い咬み合せ(過蓋咬合)の治し方!症状を徹底解説!|西国分寺ひきの歯科|矯正歯科
今の時代ではほとんどの子供に歯並びの乱れ(歯列不正)が見られます。いったいどうしてなのでしょうか?その原因の多くは《口腔周囲筋(口の周りの筋肉のことです)の機能不全》によるものです。今回は歯並びの悪影響を及ぼす「過蓋咬合」という機能不全について解説していきます。
過蓋咬合の症状
上下の歯を噛み合わせた時に、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさる量が多く、正面から見ると下の前歯が上の前歯に隠れてしまうほど噛み合わせが深くなっているものをいいます。
日常生活では、上顎に下の前歯が強く食い込んで食事の時に痛みを感じる、下の前歯が先に上の顎や歯に強く当たるため奥歯でものが噛みにくいなどの症状が出てくることがあります。
原因
下顎に対して上顎が大きいといった、先天的な要因もありますし、その一方で、お子さんの不正な歯並びが、後天的な要因(口呼吸、舌癖、異常嚥下)よって引き起こされ場合もあります。
放置していた場合のデメリット
上下の前歯が強く擦れ合う事が多いので、歯が不自然に削れたり歯の先端が欠けたり、前歯の治療をしても被せ物が外れやすく壊れやすいなどのトラブルが起こりがちです。
この状態で放置したまま40~50代になると、下の前歯に突き上げられていた上の前歯が前の方に突出して出っ歯のようになってしまう方もおられます。
治療法
遺伝的な不正咬合であっても上記の異常習癖を改善することにより、お子さん本来の成長発育を取り戻し整った側貌と歯並びを得ることができる場合もあります。
クリニックによっては、小児期では正しい呼吸、正しい舌位を獲得するために、「トレーナー」を使用した口腔周囲筋のトレーニングを行うケースもあります。
成人の場合はワイヤーを使った矯正装置に加え、プレートなどを組み合わせた矯正治療が必要な場合があります。
また西国分寺ひきの歯科ではカスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)を用いた治療も行なっております。
治療費
自由診療
・矯正費用:50万円~70万円程度
・顎の手術が必要な場合の手術・入院費:60万円~150万円程度
まとめ
過蓋咬合は、美容面だけでなく、歯や歯茎、顎に様々な負担を生じさせる病気です。特にお子さんは、歯が生え変わるという問題があります。そのため、できるだけ早いうちに治療を開始したほうがよいといえます。
子どもも大人も、治療には年単位の時間がかかりますが、顎の骨の変形や先天性の病気によって過蓋咬合が起きている場合は、健康保険が適用される場合もあります。
治療費の負担を軽減できる場合がありますし、矯正の方法も美容面での負担が生じにくい方法も行われています。まずは歯科医師に相談して、治療が必要な状態かどうかを確認することが大事です。
最後に
いかがでしょうか。
歯並びが悪いとどうしても、生活に支障をきたすだけではなく、見た目にも影響を与えてしまいます。
歯を矯正しようと思ったのであれば、長い時間をかける必要があるため、はやめの診察をしてみてはいかがでしょうか。
西国分寺の矯正歯科「西国分寺ひきの歯科」で、スタッフ一同お待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
2019年07月18日 13:20