上顎前突(出っ歯)が原因!?気になる症状と原因を徹底解説!|西国分寺ひきの歯科|矯正歯科
出っ歯が気になる、口元が飛び出ている気がする…そんなあなたの口元のコンプレックスは、上顎前突かもしれません。この記事では上顎前突の症状について紹介し、その原因や治療法などについてお伝えしていきます。これまでは骨格の問題だと受け入れていたかもしれませんが、もしかすると歯医者さんに相談することで治るかも…。上顎前突に思い当たる方は、まずは症状に詳しくなることから始めてみましょう。上顎前突の症状
上顎前突(じょうがくぜんとつ)は、口元が前の方に突き出した状態を指します。
前歯が前に突出している、いわゆる出っ歯の原因として見られることもあります。
前歯が突き出しているかを確認するには、横顔を写真に撮って確認するとわかりやすいでしょう。
手元に横顔の写真を用意したら、鼻先と顎を直線で結んでみましょう。
そのラインを超えるように唇が前に出ていれば、あなたは上顎前突の可能性があります。
基本的には、このラインの内側に唇が収まるか、または唇が少し触れるくらいが一般的です。
これは、人に見てもらっても判断することができるので、身近な人に見てもらってもいいですね。
正面から見た歯並び自体はきれいでも、横顔をチェックしたときに口元が前の方に突き出ていれば、上顎前突と判断します。
普段見慣れない自分の横顔を、この機会に改めてチェックしてみましょう。
原因
口呼吸をしていると、顎が開きっぱなしになり、舌も正しい位置に収まらなくなります。
このようなことから、上顎前突の方は口の中の筋肉のバランスが乱れやすい傾向にあります。
少し想像してみましょう。常に口を閉じている鼻呼吸の人と比べると、口呼吸をしている人は唇を閉じるための力を使いません。
したがって、口元の筋肉が弱くなります。
このように唇、頬粘膜、舌など、口の中の筋肉のバランスが乱れると、歯を前に押し出す方向に力が強くかかってしまうことがあります。
これが原因で歯が前へ前へと突き出され、上顎前突になるのです。
もう一つの大きな原因としては、遺伝的に上顎前突になりやすくなる方も多いです。
目が大きい、鼻が高い、口が大きいなどの特徴が人それぞれにあるように、遺伝的な理由で上顎前突になっている可能性があります。
放置していた場合のデメリット
・ドライマウスになりやすい
・虫歯や歯周病のリスク
・審美的問題
治療法
口元を内側に引っ込める必要があるため、一般的には前歯の奥にある小臼歯(しょうきゅうし)を抜歯して歯列にスペースを作ります。
そして、矯正によって前歯を後方へ移動させます。
抜歯ではなく歯と歯の間をわずかに削り、スペースを作り、歯を移動させることで対応することもあります。
症状によっては顎の骨の一部を削り、削った分のスペースだけ歯を後方に移動させる外科的手術が必要な場合もあります。
また西国分寺ひきの歯科ではカスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)を用いた治療も行なっております。
治療費
自由診療
・矯正費用:50万円~70万円程度
・顎の手術が必要な場合の手術・入院費:60万円~150万円程度
まとめ
横顔に自信が持てない、出っ歯にコンプレックスがあるなど、見た目にコンプレックスを感じやすい上下顎前突。
上顎前突は、審美面だけでなく、歯や歯茎、顎に様々な負担を生じさせる病気です。特にお子さんは、歯が生え変わるという問題があります。そのため、できるだけ早いうちに治療を開始したほうがよいといえます。
実際は口臭が発生しやすかったり、虫歯や歯周病になりやすかったりと、お口のトラブルにつながることも忘れてはなりません。
見た目に問題を感じない人でも、虫歯になりやすい、口が渇くなどの悩みはありませんか?
一度歯医者さんに相談して、上顎前突の治療の必要性や今後の歯のリスクを尋ねてみてもいいでしょう。
最後に
いかがでしょうか。
歯並びが悪いとどうしても、生活に支障をきたすだけではなく、見た目にも影響を与えてしまいます。
歯を矯正しようと思ったのであれば、長い時間をかける必要があるため、はやめの診察をしてみてはいかがでしょうか。
西国分寺の矯正歯科「西国分寺ひきの歯科」で、スタッフ一同お待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
2019年07月29日 16:30